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ピエモンテ州で18世紀の終わりにシスト・オベルト氏によって造られたカンティーナ。1985年にひ孫にあたるセヴェリーノとアンドレア・オベルトの兄弟が畑を引き継ぎ、有機農法で畑を再生させ、AIAB (Associazione Italiana Agricoltura Biologica) の認定を取った。
現在所有する6.89ヘクタールの畑は、ネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットが植えられている。
ドルチェットのギャイエは東北東に面した畑、リステはその中のセレクションされたブドウで造られたキュヴェ。バルベーラのベットラは東南に面した畑で、ロジーナはセレクションしたブドウで造られる、おじいさんの名前を付けたキュヴェ。ネッビオーロのヴィーニャ・ロッケは南から南西向きの畑、15世紀からクリュとして知られていた畑だ。
アメリカナイズされた現在のイタリアワインではなく、あくまで自然の恵みとして昔から造られて来た、オベルト兄弟が子供の頃から慣れ親しんだ伝統的な味を大切にしていきたいと、情熱的に話してくれた。