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ナントの南に10kmほど行ったメーヌ川のほとりに、このドメーヌはある。まるで、鐘軌様を可愛くした風貌のマルク・オリヴィエ氏は、今では大変貴重になってしまった大量生産型ではないクラッシックなミュスカデを伝え続けている。畑は極めて自然に近い方法で超ヴィエイユ・ヴィーニュを育て、ブドウ造りを行う。1650年に建てられたという田舎の納屋といったキュヴリーで醸造されるが、必ず瓶の中で1年半以上熟成させてから、市場に出される。ワイン造りのモットーは何もしないことで、唯良いブドウを作りそれを搾って、自然に発酵させるだけという自然派。こうして造られる彼のミュスカデは、瓶内での熟成とともに、まるでブルゴーニュを思わせるような風格になってくる。
クロ・デ・ブリオール、クロ・コルメレイは畑名。キュヴェ・エデンはセーヴル・エ・メーヌのセレクションヴィエイユ・ヴィーニュのブドウのみで造られています。
クロ・コルメレイは平均樹齢70年という超ヴィエイユ・ヴィーニュ、ボルドーの古樽を使って樽内熟成されています。